ラジオ英会話　「 He told me that he doesn’t want to lose me」2018年11月21日　Lesson154 節②

～ラジオ英会話11月のテーマと目的～
・「過去分詞形 , 節」をマスターする。
・節とは主語・動詞を備えた文の中で使われる小さな文である。複雑な内容を伝えるには不可欠な要素。節には、「that節」「if・whether節」「wh節」の3種類。

Lesson154：「文の中の小さな文：節②that節（リポート文・説明語句の位置）」

（状況）父親が娘に交際相手について尋ねています。

A) Jenna, how long have you been dating Brian?
B) Oh, about two years. Why?
A) Is he serious about you?
B) He tole me that he doesn’t want to lose me.
A) Well, that’s good to hear. He has a good job, doesn’t he?
B) Yes, he just got a promotion.
A) Hmm. Maybe it’s about time that you two made a decision.
B) You mean, like, about getting married?
A) Yes. Your mother and I will be happy if you talk it over with Brian. It might be the right time.

- 内容確認 -

A) ジェナ、お前はブライアンとつきあってどれくらいになるんだい？
B) まあ、2年くらいよ。どうして？
A) 彼はお前のことを真剣に思っているのかい？
B) 彼は、私を失いたくないと言ったわ。
A) そうか、それはよかった。彼はいい仕事に就いているんだろう？
B) ええ、ちょうど昇進したばかりよ。
A) ふ-ん。たぶん、お前たち2人は決断すべき時が来ていると思うんだがね。
B) つまり、例えば、結婚することを？
A) ああ。お前がそのことをブライアンと話し合ってくれれば、母さんも私もうれしいよ。今がちょうどよい時かもしれない。

- Real grammar for communication -

He told me that he doesn’t want to lose me.
彼は私を失いたくないと言ったわ。

＊" told me " の後ろに、" that節" がある。説明ルール（説明は後ろに置く）により、この位置には「 told me の説明」という機能がある。that節以降の文は、現在形である。これは、話し手が単に彼が言ったことを報告しているのではなく、that以下の内容が現在の事実であることを強く意識している。

（例文）

・I think (that) she is stupid.
僕は彼女がバカだと思うよ。

＊この文では、that を使わない方が普通。that を使って、自分の思うことを正確に相手に導く必要がない。

・I realize that we have to improve our sales in the second quarter.
第2四半期では売上高を改善しなくてはならないと思います。

＊このように、that以降の文が複雑だったり、相手に正確に理解してもらうことが重要な文脈では、thatが好まれる。

・The simple fact is that we are overworked and underpaid.
断然たる事実は、我々が働きすぎで給料が安すぎるということだよ。

＊be動詞の後ろにあるパターン。

- Grammar In Action -

1) 先生は僕にもっと成績を上げられると言った。
2) 問題は、明日の締め切りを守ることはどう考えてもできないということだ。

（答え）

1) The teacher told me that I could do much better.
2) The problem is that there’s no way I’m going to meet tomorrow’s deadline.

（解説）